2008年09月03日

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダとは、5000年もの歴史を持つ情緒・体・心の健康増進を目的とした様々な要素からなるインド、スリランカの伝統療法です。サンスクリット語で、アーユス(生命・寿命・生存)とヴェーダ(真理・正しい知識)の二つの言葉から成り、生命科学という意味があります。

古代インドのリシ(預言者、聖者)たちが、超越意識(真我)において直接知覚したもの、 もしくは神から得た啓示(天啓聖典)だとも言われています。

リシたちはそこに全宇宙の真理を見出し、健康と幸福を得るために必要な術を体系化していき、「アーユルヴェーダ」と呼ばれる非常に高度な生命科学を作り上げました。現代でいう医学だけではなく、生活の知恵、生命科学、哲学の概念も含んでいます。

アーユルベーダは健康と治療を大宇宙との関係性の中で捉え、様々な角度から網羅し、健康全体はもちろん、あらゆるレベルの健康に取り組んでいることから、ホリスティック=全体観的な体系といえます。

人間の本質はエネルギーそのものであり、自然と調和して生きている状態では常に健康であるといえるでしょう。

自然とかけ離れた生活や、ライフスタイル、自分にあわない食事をしているとココロとカラダにかげりが生じ、病気に繋がります。ココロとカラダをいつでもクリーンにし、本当の自分を取り戻すことをアーユルヴェーダは目指しています。

アーユルヴェーダで最も特徴的なのはドーシャと呼ばれるヴァータ・ピッタ・カパの3つの要素(元素)の強さの違いがあり、性格や体質の違いとして現れ、それに合わせた食生活、病気の治療法があります。

ドーシャは、人・物・時間・季節・人生など、生活のあらゆる場面において存在し、人に影響を与えるものとされています。 ドーシャは1日のなかでカパ、ピッタ、ヴァータの順で変化のサイクルがあり、1年のなかでもサイクルがあり、人の一生の中でも変化し、食べ物や行動などでも変化します。

ヴァータは「空・風」、ピッタは「火」、カパ(カファ)は「水・地」、を表すとされています。

アーユルヴェーダは患者一人一人の体質をもとに、体の健康だけではなく、心の状態も考慮して診断されます。WHO(世界保健機構)も西洋医学に変わる代替療法として注目しています。

近年はヨーガと並んでインド式美容、インド式セラピーの方法論として女性向けの雑誌・エステなどで取り上げられることが多く、人気のセラピーになっている。アーユルヴェーダへの理解を深めるには、占星術・瞑想・ヨガ・マッサージ・音のセラピーなどなど様々な要素にも注目すると良いでしょう。

2008年08月27日

アロマテラピー

アロマテラピーは、植物に含まれる芳香成分を取り出した精油を使った芳香療法のことをいい、心身の健康やリラックスをはかり、美容を増進するために用いられます。

アロマテラピーという言葉は、フランス人の化学者であるルネ・モーリス・ガットフォッセが1931年頃に命名しました。
アロマ(Aroma)は芳香、テラピー(theraphy)は療法を意味するフランス語である。英語で発音したものがアロマセラピーとなります。

ただ、芳香を使った治療の起源はとても古く、古代にさかのぼることができます。16世紀から17世紀にかけてはアロマテラピーはハーブとともに医学や薬学の中心となっていました。
19世紀になると現代医学が目覚しく発達し、この芳香療法は「民間療法」として追いやられてしまいます。

20世紀初頭にルネ=モーリス・ガットフォセが研究し、ジャン・バルネが実践し成果を挙げました。その後、医師や薬剤師にアロマテラピーを広げてゆきました。ガットフォセの弟子であるマルグリット・モーリーが、アロマテラピーを主に美容方面に活用できる技術として研究し、イギリスに伝えました。

アロマテラピーには大きく分けてフランス系とイギリス系の二つの流れがあり、フランス系のアロマテラピーは医師の指導のもと精油を内服するなど、医療分野で活用されています。イギリス系のアロマセラピーはアロマセラピストと呼ばれる専門家によって施されるなど、医療とは区別され、心身のリラックスやスキンケアに活用されています。

日本でも万葉の時代から香りを生活に取り入れていました。

奈良時代には香木が神仏に供えられ、平安時代には部屋にたきこめたりしたといいます。鎌倉・室町時代には沈香が尊重され、香合も興りました。香道の流派も出現し、江戸初期にはその様式も整ったようです。

1980年代にアロマセラピーに関する出版物が出始め、芳香浴やトリートメントを中心に、イギリス式のアロマセラピーのブームが訪れました。そして、1990年代には、ベルギーやフランスで発達したメディカルアロマセラピーも注目を集め始め、補助療法として医療の現場でも活用されています。

2008年05月04日

代替療法とは

代替療法は、主流医学による治療の代わりに用いられる治療方法です。

現在、多くの病院で受けることのできる主流となっている医療は西洋医学の理論や技術に基づいて行われている治療法です。

東洋医学や民間療法など、西洋医学による治療法以外の様々な治療法の総称を代替療法といい、補完医療や相補医療とも呼ばれています。

具体的な療法としては、健康食品・機能性食品の活用や芳香療法といわれるアロマテラピー、リフレクソロジー、整体、鍼灸、あんま、マッサージ、ホメオパシー、音楽療法やインドのアーユルヴェーダ、中国の漢方医学、ハーブ療法、食事療法などが行われています。

また、薬草や気功などをはじめ、世界各地に古くから伝えられている民間療法も代替医療に当たります。

日本では、漢方や鍼灸が代替医療として有名です。西洋医学ではアロマテラピーが還付音同様の効果を持つとして大昔から知られています。

代替療法は、すでに欧米で大きな広がりをみせ、国を挙げて研究が行われています。

代替療法は、主流医学の治療法の代わりの治療法として医師がすすめる方法としての意味で使用されます。補完療法は、補足的な役割を果たす治療法としての意味で使われます。主流医学による医療と代替療法の2つを統合した医療は統合医療と呼ばれています。

また、こうした流れの中で現代医学と代替療法が統合された統合医療が最近では盛んに提唱されています。